EDA TechnoFair

(Electronic Design Automation Technology Fair 2000)

EDA TechnoFairは電子機器およびLSIの設計技術とコンピュータによる電子 設計自動化技術、いわゆるEDAに関する国内で唯一の総合展示会である。(社) 日本電子機械工業会が主催し、配下のEDA技術委員会が企画して日本エレクト ロニクスショー協会が運営を担当している。1993年9月にスタートし、第7回の EDAT2000は2000年1月27?28日の2日間パシフィコ横浜にて開催される。

今回は2000年の節目に鑑み、"発見! 新世紀の設計テクノロジ" をキャッチ フレーズに掲げて、多彩な展示・セミナー等が企画されている。 特に、来場者アンケートに応えて、2つの特別セッションを設けている。

(A)FPGA/PLDパネル討論

   ますます実用が拡大しているFPGA/PLDに関して最新の製品紹介をし、また

   その活用事例をASICと比較してパネル討論を行う。

(B)IP/コアセミナー

   システムLSIの本格化でその活用の幅を飛躍的に拡げているマイコンや各種

   周辺マクロをIP/コアとして捉えて紹介し、さらに世界の動向の講演を行う。



  また、恒例になっている以下の展示・セミナーは一層の充実が図られている。  

(1)出展各社のブース、およびスイートルームにおけるデモ、展示内容

  ・ LSI、プリント基板、電子システム設計関連CADツール

  ・ 半導体デバイス、ASIC/IP/コア、関連ライブラリ等

  ・ 関連するプラットフォーム/ネットワーク、サービス、出版物等

(2)ユニバーシティ・プラザ

   大学における設計・EDA関連の最近の研究成果のデモンストレーション

(3)テーマコーナー

   「2005年のEDAの予測」を来場者が会場で投票し、その結果を表示

(4)出展者セミナー

   セミナールームにて出展各社による新製品のトピックスや技術のPR

EDA TechnoFairはEDA関連技術の総合展示の場として、電子情報産業界でゆ るぎないステータスを持つに至っているが、例年、ASP-DAC(Asia and South Pacific Design Automation Conference、アジア・太平洋地域のEDA関連の国際 会議)と同時開催をすることで産業界と学界とが密着連携し、相互に有意義で かつ世界に開かれたイベントとしており、来場者の国際化も定着している。 DSMテクノロジによる本格的なSOC時代になって、設計手法やビジネスモデル にも新たなパラダイムやモデルの登場が強く要求されている。本展示会では、 最新の設計技術とEDA技術、および関連製品が一堂に会して展示されるので、 各社の取組みや業界の動向を直に見ることができる絶好の機会である。

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