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2021年度半導体EMCセミナー開催レポート


【日時】2022 年 2月 4日(金) 15:00~17:30
【場所】オンライン開催

~ 半導体 EMC 国際規格の動向と太陽光発電の EMC ~

第7回目の開催となる2021年度の半導体EMCセミナーは、コロナ禍のため、オンラインによる短縮版での開催となりました。本年度は、クリーンエネルギーとしてますます脚光を浴びている太陽光発電のEMCを『太陽光パワーコンディショナにおけるノイズ低減技術』と題して東芝インフラシステムズ株式会社様よりご講演いただきました。太陽光発電のシステムは、パワー半導体のアプリケーションであり、パワー半導体を用いたシステムの低EMC技術の貴重なお話をしていただきました。
半導体EMCサブコミッティからは、『半導体 EMC 国際規格と最新の話題と動向』と題して、半導体 EMC 国際規格の全体像とトピックス並びに最新の話題と動向について紹介いたしました。

1 .半導体 EMC 国際規格と最新の話題と動向
JEITA/半導体EMC-SC
主査 冨島 敦史 [東芝デバイス&ストレージ(株)]

半導体集積回路の国際規格は、IEC(国際電気標準会議) SC47A WG2(集積回路モデリング)及び WG9(集積回路 EMC の試験手順と測定法)にて規格化が行われています。半導体 EMC サブコミティは、日本の審議団体として参画し、審議・投票を行っております。本講演では、半導体 EMC 国際規格の全体像とトピックスを紹介し、最新の話題と動向を解説します。

2.【招待講演】太陽光パワーコンディショナにおけるノイズ低減技術
東芝インフラシステムズ株式会社
インフラシステム技術開発センター 電機応用・パワエレシステム開発部
パワエレシステム技術担当 児山 裕史 様

カーボンニュートラルの実現に向け導入が進む再生可能エネルギーの発電システムに欠かせないのが、発電した電力を使えるように変換するパワーコンディショナです。中核部品であるパワー半導体デバイスがスイッチング動作することで効率の良い電力変換が実現できる一方、スイッチングに伴い発生するノイズも課題となります。本講演では、太陽光パワーコンディショナを例にシステム面でのノイズ対策の取り組みについてご紹介します。