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第57号 LPBニュース 2020年2月7日配信
半導体&システム設計技術委員会編集
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★★★★★ 今回のトピックス ★★★★★
■第12回LPBフォーラム プログラム紹介 第1回 [2020/3/6開催]
■コラム第24回 私とLPB
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■第12回LPBフォーラム プログラム紹介 第1回
お申し込みはこちらから。
https://39auto.biz/jeita-semicon/touroku/thread24.htm
開催日時:2020年3月6日(金)13:30-17:30 (13:00より受付)
会 場:一般社団法人 電子情報技術産業協会
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル4階
参加費用:無料
詳細URL :http://jeita-sdtc.com/2019/11/lpbforum12/
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今回のメールマガジンから数回にわたってプログラムの詳細について紹介します。
また、プログラムに図研社の発表を追加しました。
[プログラム詳細]
★LPBフォーマット国際標準改訂、教育プログラム、普及状況について
富士通アドバンストテクノロジ(株) 大塚 育生 氏
昨年末、IEEE 2401-2015の改定案が承認され、IEEE 2401-2019が出版されました。当日はその
ご報告と、昨年9月のワークショップでご意見をいただいた、普及・教育プログラムの準備状況
についてお話しします。
★CR-8000 Design Force LPBフォーマット対応の拡張
(株)図研 小林 由一 氏
CR-8000 Design Forceは、2013年よりLPBフォーマットへの対応を開始し、機能拡張を進めて
きました。来年度の機能拡張についてご説明いたします。
LPB-Cフォーマットで提供される部品情報を、弊社ライブラリ(CDB)に一括で取り込む機能、
および、LPB-Nフォーマットで提供される回路情報を基板に取り込む機能を新たに開発いたしま
す。年内にベータ版リリース予定です。
★IBIS V7 BIRD提案状況報告
(株)ソシオネクスト 大野 めぐみ 氏
2017年から取り組んできた On Die De-capモデルのIBIS化の提案は2019年3月にBIRD198とし
て登録されました。登録後は、V7以降のIBISモデルとして正式採用されるようIBIS Open Forum
とBIRD198の議論を続けてきました。
今回、IBISへの正式採用に向けてのIBIS Open Forumとの議論の内容と状況についてご報告致
します。
プログラム(暫定)
(1) 13:30-13:40
開催にあたって
東芝デバイス&ストレージ(株) 福場 義憲 氏
(2) 13:40-14:00
LPB概要の説明
ソニーLSIデザイン(株) 村岡 利治 氏
(3) 14:00-14:15
LPBフォーマット国際標準改訂、教育プログラム、普及状況について
富士通アドバンストテクノロジ(株) 大塚 育生 氏
(4) ★追加 ~時間調整中~
CR-8000 Design Force LPBフォーマット対応の拡張
(株)図研 小林 由一 氏
(5) 14:15-14:30
半導体EMCモデルとは
キヤノン(株) 林 靖二 氏
(6) 14:30-14:50
半導体EMCモデルと機器のEMC特性相関について
コニカミノルタ(株) 野村 毅 氏
(7) 14:50-15:10
MBD対応したLPBフォーマット化へのチャレンジ
東芝デバイス&ストレージ(株) 岡野 資睦 氏
--- 休憩 15:10-15:30 ---
(8) 15:30-15:50
ユーザ事例 LPBフォーマットの活用事例
(9) 15:50-16:10
電源回路のIBISモデル化へのチャレンジ
ルネサスエレクトロニクス(株) 坂田 和之 氏
(10) 16:10-16:30
IBIS V7 BIRD提案状況報告
(株)ソシオネクスト 大野 めぐみ 氏
(11)16:30-17:20
[招待講演]
システム設計のためのSパラメタモデリングに関する考察 (仮題)
日本シノプシス合同会社 三堂 哲寿 氏
(12)17:20-17:30
連絡事項
17:45- 懇親会
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■コラム第24回 私とLPB
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IEEE/IECのDualロゴ化を達成した今、LPBフォーマット開発関係者からの苦労話を掲載する
ことにしました。第24回目は株式会社図研の小林さんです。
では、小林さんよろしくお願いします。
初めまして、株式会社図研の小林由一と申します。
2016年1月ごろ、弊社担当者の代理という形でサブワーキンググループに参加させていただいた
のが、私とLPBの最初のかかわりです。
弊社CADがLPB-Cの出力に対応したのが2013年、翌2014年にLPB-Cを入力して基板上の部品を作れ
るようになりました。さらに、LPB-Nを使った編集前後の接続比較を行う機能拡張があり、弊社
内のLPBのプレゼンスが少しずつ上がって来た頃と思います。
ただ、参加はさせてもらったものの、当時は今以上に何もわからず、知らず、周りはお会いした
ことのない人ばかり…。文字通り右も左もわからない中、とにかく参加し、メモだけは取ろうと
していた覚えがあります。
ずいぶん経ってから、当時の小林は本当に自信なさげで…、と言われたことがあるのですが、そ
れもそのはず、LPB参加の少し前に、図研に務めるようになったばかりで、あらゆることが初めて、
おっかなびっくりの毎日を過ごしている時期でした。何とかするべく、知り合いの知り合いぐら
いにまで教えを乞うなど、いろいろな方々にご迷惑をおかけしていたはずで、今でも申し訳なく
思います。
.... 続きは、
からご覧ください。