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前回まではクロストーク解析用の基板をモチーフにGFormatの文法を解説してきました。今回は少し趣向を変えてGEM Design Technologiesが提供してるLPBフォーマット交換サイトを紹介します。

LPBフォーマット交換サイト は、企業間でLPBフォーマットを安心・安全に交換するための場として GEM Design Technologies が提供するサイトです。 ここでは、このサイトを利用して自作したG-Formatファイルの文法チェック や表示を行う方法を説明します。尚、今回の連載ではWEB版の機能を紹介しますが、デスクトップ版のアプリもリリースされる予定です。これに関しては別の機会で紹介したいと思います。

... "第4回 LPBフォーマット交換サイトの使い方" を続けて読む

前回の連載ではG-Formatを使って基板の部品配置まで行いました。今回はG-Formatを使って配線パターンを定義して基板を完成させます。今回までの内容で、単純なパターンの基板レイアウトをG-Formatで記述できるようになります。

... "第3回 クロストーク解析用の基板の作成 (2)" を続けて読む

前回はGFormatの概要を説明しました。今回からは具体的な例を示しながらGFormatの詳細について説明していきます。

クロストークは信号が変化する際に隣接する配線にその一部が漏れる現象で、 信号品質を劣化させる原因の一つです。 多くの場合、クロストークの原因となる配線と(aggressor)との被害を受ける側の線路(victim) が並走している場合に生じます。 クロストークは以下の5つが影響するいわれています。以下、電磁界解析ツールを使って上記の因子がクロストークにどの様な 影響を与えるかを検証する例を示しながら、G-Formatの文法を解説していきます。

  1. Agressor側の信号の立ち上がり時間
  2. Agressorの配線とVictimの配線が並走する線長
  3. Agressorの配線とVictimの配線の間隔
  4. AgressorやVictimの配線と、それに対向するグランドプレーンと距離

... "第2回 クロストーク解析用の基板の作成 (1)" を続けて読む

LPB FormatはM-Foramt, C-Format, R-Format, G-Format, N-Formatの
5つのフォーマットで構成されています。その中のG-FormatはLSI、パッケージやプリント基板などのレイヤスタックアップ構造 のレイアウトデータを定義するためのフォーマットで、 構想設計時の電気・熱解析を手軽に行うことを主目的としたものです。

構想設計時にPower PointやVisio等のドローイングツールを使って プリント基板のフロアプランや配線パターンを検討することがあります。 これらのドローイングツールは手軽に使えるものの、検討した配線パターン の電気特性を解析するには解析ツール上でパターンをトレースし直す必要がありました。 また検討結果を次工程のEDAツールに直接引き渡すことも渡すこともできませんでした。 G-Formatは構想設計段階で電気・熱解析を手軽に行いたい、検討結果をレイアウトEDAツールに 正確に伝達したい、という要望から策定されました。 G-Formatは単純な図形情報に解析に必要な層構成と素材の物理パラメータを追加したものです。 非常に単純な構造なので簡単なプログラムで自動合成することも容易です。

G-Formatは手軽にレイアウトを表現できる半面、基板製造に使えるほどの精度は有りません。 従ってレイアウトEDAツール間でのデータ交換は目的としていません。 またGerberやODB++のように製造工程への情報伝達も目的としていません。 あくまでも軽量さを重視し、構想設計時の電気・熱解析を手軽に行うことを目的としたものです。

本連載では具体例を示しながらG-Formatの文法を解説していきます。 また応用例としてG-Formatを使った電気特性の解析例を紹介します。 実際に手を動かしながらG-Formatを学ぶことができるように配慮しました。

なお、本書では実際のツールを使った解析例を示しますが、例示されている解析例に 関するご質問は JEITA SDTCまでお願いします。 ツールの開発元にお問い合わせることはご遠慮頂きますようお願いします。

... "第1回 LPB GFormatとは" を続けて読む

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