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第45号 LPBニュース

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第45号 LPBニュース 2019年5月22日配信
半導体&システム設計技術委員会編集
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★★★★★ 今回のトピックス ★★★★★
■LPBフォーラム ご質問と回答
■村田製作所 C-formatライブラリ公開について(積層セラミックコンデンサ、インダクタ(コイル))
■コラム第19回 私とLPB

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■LPBフォーラム ご質問と回答
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本メールマガジンから第11回LPBフォーラムでメルマガ配信希望者を宛先に追加しております。
LPBフォーラムでご質問頂いた内容と回答について記載致します。

Q:LPBフォーマットに下記を入力できますか?
設計・部品配置のノウハウ、リファレンス外部回路・パターン
<ご質問背景>
LSI設計、商品設計、プリント基板設計、不要輻射対策、ノイズ対策の
すべてが分かる設計者はほぼいないため、最適設計のため各分野のノウ
ハウを他の設計者が使える必要がある。
例えば、
①回路設計では、信号線AとBは等長配線が必要、信号線Cはガードパターンが必要
②部品DとEは熱的な均一性を維持するために横並び配置
③回路ブロックFのリターン電流が他の回路ブロックGのリターンと重ならないこと
④クロック信号のリターンパスのキャパシタは配線のこの場所に配置する
⑤IC・LSIの複数のGNDの接続・分離は
⑥各IC/LSIごとに、検証されたレファレンスとなる部品配置・パターンがあればそれをそのまま利用できる

A:対応可能です。
①②③⑤はコンストレインツ情報として、Ver3にて機能追加したため、内容によっては可能
④⑥はリファレンス設計情報として、G,C formatを使用し可能

⑥に関してリファレンス図面のG-formatの公開事例を紹介します。
東芝デバイス&ストレージ株式会社
48Vバス電圧対応1.2V/100A出力DC-DCコンバータ
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/design-support/referencedesign/12V-100A-Output-DC-DC_Power_Supply_RD040.html

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■村田製作所 C-formatライブラリ公開について(積層セラミックコンデンサ、インダクタ(コイル))
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村田製作所が部品(コンデンサ、インダクタ)C-formatライブラリを公開しています。
このC-formatライブラリを活用することで、下記の効率化が狙えます。
・電磁界解析ソルバ、シミュレーションツールでの、部品と電気特性の紐づけ

<村田製作所C-formatライブラリ公開ページ>
・積層セラミックコンデンサ - C-Format
https://www.murata.com/ja-jp/tool/c-format/mlcc
・インダクタ (コイル) - C-Format
https://www.murata.com/ja-jp/tool/c-format/inductor-chip

<C-formatライブラリに含まれるもの>
C-format:部品の形状 + 電気特性を紐付けしたもの
SPICEモデル/Sパラメータ:部品の電気特性

C-formatライブラリと使用方法の具体例については下記を参照下さい。
・C-formatについて

JEITA LPBフォーマット


・C-formatライブラリについて
http://jeita-sdtc.com/download/lpbforum/20190308_LPB-Forum/20190308_LPBforum_murata.pdf
・使用方法について
http://jeita-sdtc.com/download/lpbforum/20190308_LPB-Forum/20190308_WhatCanIdoByCFormat.pdf

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■コラム第19回 私とLPB
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IEEE/IECのDualロゴ化を達成した今、LPBフォーマット開発関係者からの苦労話を掲載する
ことにしました。第19回目は東芝デバイス&ストレージ株式会社の岡野さんです。
では、岡野さんよろしくお願いします。

令和新年明けましておめでとうございます。東芝デバイス&ストレージ(株)の岡野です。

普段はいつも酔い潰れ、あまりLPBに対して真面目に語ったことがなかったので、せっかくの機会で
すし、私とLPBについて少し真面目に書きたいと思います。最後あたりはLPB-SC(*1)メンバー向け
の内容となっておりますがお付き合い下さい。

現在私は、東芝の半導体事業部に所属しておりますが、LPB-SCに参画した当初(2009年)
はノートPCを中心とするデジタルプロダクツ事業部に在籍していました。
当時はまだパソコン事業が好調で、会社も非常に活況でした。社内は売上高が重視され、キャッシュ
フローを如何に速く回し、質より量で稼ぐかが問われ、海外の工場を積極的に使い始めた時代でもあ
りました。
私の業務は、入社当初(2000年頃)から3名で細々と電気シミュレーションをしていたのですが、なか
なか日の目を見ず、海外の工場活用が盛んになるにつれ、次第に海外生産拠点を結ぶPDM/PLM
(*2)のシステム構築業務へと変わっていきました。効率的なBOM(*3)の在り方や設計変更管理の
改善などに携わり、これはこれで生産に直結するため非常に面白い業務でしたが、一方で電子工学を
学んできた自分としては技術的な物足らなさを感じていたため、会社に問題視されない範囲でシミュレ
ーション業務も続けていました。

.... 続きは、

私とLPB 第19回


からご覧ください。

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